野外セミナー

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こんにちは!鶴居チーフの亀崎です。
遅くなりましたが、4日目の野外セミナーについて報告です。

4日目は野外セミナーでした。
野外セミナーではまずは、サンクチュアリの給餌場でタンチョウを観察して、釧路湿原に行きタンチョウの生息地の環境を体感しました。そして人とタンチョウの距離が近くなってしまった問題、釧路湿原の開発問題や、タンチョウの保護の現場を見て学ぶコースでした。

釧路湿原のすばらしい自然が開発の危険に直面にしていることを知り驚かされ、自然保護についてしっかりと考えていかないとないといけないと思う1日でした。

11春鶴居ワークキャンプ3日目

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初めまして、根室ワークキャンプのチーフの見附です。
鶴居にいる亀崎さんから3日目の報告を受けましたので、代筆いたします。

鶴居ワークキャンプ3日目の作業の報告です!

今日はタンチョウの自然採食地の確認調査を行いました。
現在、鶴居村ではタンチョウのために冬に人工給餌を行っていますが、鶴居伊藤タンチョウサンクチュアリは人工給餌に依らずに自然の中でも餌を取れるようにするための活動を行っています。
そこで今回は、3班に分かれて村内2大給餌場周辺やタンチョウのねぐら、牧草地が見わたせる山などへ行き、給餌場以外にタンチョウが利用している場所を探し、その利用状況を望遠鏡や双眼鏡などで調べ、タンチョウの位置や羽数、行動を記録しました。
一日中望遠鏡を覗いてタンチョウの行動を観察したのですが、今年は暖かかったため大半は既に繁殖地に向かっており、例年より羽数は少なかったようです。とても寒かったですが、こうやって一日中ツルを観察するなんて、他ではあまり経験できないことだろうなと思いました。

また、夏のワークキャンプで整備した自然採食地も見に行きました。
タンチョウは凍らない川を餌場として利用しますが、整備した川は凍ってしまっていたので、改良するべきだということが分かりました。
夏の作業の結果を今回確認したことで、作業は単発的なものではなく、自然保護の大きな流れに乗っているものなのだと実感できました。

残り3日間ですが、メンバー一同全力で頑張ります!

☆生き物調査☆

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こんにちは。コーディネーターの松下です!

今日は生き物調査をしました。この調査は多くのタンチョウの利用が確認されている水路で今後の自然採食地管理に役立たせるためにどんな生き物がいるのかを調べました!

午前中の生物採取、午後のソーティング(採取した生物の分類、特定)という流れで行いました。
慣れない作業で疲れもみられましたが、参加者からは「楽しかった」、「もっと作業をしていたかった」などという感想が寄せられました。

採取した中にはヤマメやトミヨなどの魚やユスリカなどの水生昆虫が確認できました。
今後のタンチョウの自然採食地の管理に役立つと良いなと思います!


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オリエンテーション

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こんにちは!鶴居チーフの亀崎です。
無事に釧路駅で待ち合わせした参加者とも合流でき、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリに着きました!

タンチョウの声をバックに受け入れ先のレンジャーの方からタンチョウについて、また鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリの自然保護活動についてレクチャーしていただきました。
これからやる自分たちの作業が、タンチョウの自然保護にとってどんな意味があるものかを知れてこれからの作業が楽しみです!

明日からの作業頑張ります!

出発!

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おはようございます!チーフの亀崎です。
いよいよ今日から鶴居ワークキャンプです!
今回のワークキャンプのメンバーは、

東京農業大学農学部2年東京農業大学地域環境学部1年 
東北大学法学部1年
北里大学獣医学部1年
大阪動植物海洋専門学校動物看護学科動物飼育コース2年
法政大学人間環境学部人間2年  

4大学と専門学校計6名というなかなか珍しいメンバーです。羽田空港組は気合い十分です!

では、これから頑張って行ってきます!

2010夏鶴居WC終了!!


こんにちは、深澤です。

だいぶ経ってしまいましたが…最終日の報告です。

9月14日は、今まで世話になった宿泊施設を掃除し、残り物の処理をした後、WC全体の振り返りを行いました。

WCで得られたもの、というテーマで、A4一枚に作文を書きました。


「自然保護というものがどんなものか、今までわかっていなかった。地域の方とうまくやっていく為の大変さを知った。自分が今後自然保護をする上で、色んな立場の人のことを考える必要があると感じた。」

「自然保護に関わる為にも、今後、知識だけでなく、人へ伝える力やコミュニケーション能力などをもっと身につけなければ、と思った」

など、それぞれ強く心に残ったようでした。


私は、これで鶴居WCは3度目ですが、次々と進化していくサンクチュアリの様子をまた見たい、また行きたい、と自然と思ってしまいます。
今回行った作業がどんな様子になっているのか、その次は何をすべきなのか、直で体感できることもこの鶴居WCならではの魅力だな、と身をもって感じました。



長く濃厚な7日間もあっという間に終わってしまいましたが、成果として、自然採食地2ヶ所を整備、木道の撤去、倉庫の片付け、丸太運びを終えることができました。
また、参加者はレンジャーとの会話や野外セミナーを通して、たくさんのことを学びました。
また行きたい、という声も聞こえて嬉しい限りです!


最後に…支えてくださったみなさま、そして忙しい中受け入れてくださった鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリのみなさま、本当にありがとうございました!!

6日目 野外セミナー

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こんにちは、深澤です。

今日(9月13日)は野外セミナーでした。天気にも恵まれ、気持ちよい(やや日差しが暑い)中、タンチョウに関わるあれこれをみて回りました。

まず、タンチョウの主な繁殖環境である、湿原をみるということで、温根内から釧路湿原の中を歩きました。低層湿原とタンチョウが巣をつくる高層湿原との違いや、生き物の種の違いなど、湿原という多様な自然をみて回りました。

日本最大の湿原ということもあり、大きい!!と声をあげる参加者もいたり、タンチョウを支えた広大な自然を体感しました。


その後、実は国立公園外にタンチョウにとって重要な環境があり、野鳥の会で土地の買い取りを行っているという話を聞いたり、湿原の水を抜くことによる農地防災事業の話など、タンチョウの繁殖場所の危うさを感じました。また、タンチョウが牧草地に巣をつくってしまっている例や、牛舎に入って牛の餌を食べてしまうなどの、地域住民との問題についても学びました。

開発は人にとって必要なものであるし、それをどこまで、どのように進めると良いのか、など、色々なことを考えさせられました。

細岡展望台にて、湿原に沈む夕日(少し間に合わなかったけど)を眺め、大自然の素晴らしい景色を堪能して今日は終わりました。


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5日目 自然採食地の整備 NC横の実験地にて


こんにちは、深澤です。

今日(9月12日)は、NC横、給餌場脇の実験地にて、自然採食地の整備を行いました。

この採食地は、2009夏WCで整備したところで、冬には約半分も凍ってしまいました。そこで、整備した場所をさらに掘り進め、低いところへつなげ、みずの流れをつくりました。

また、生き物が住みつきやすいよう石を入れていきました。去年は朽ちた木を入れてみましたが、流れて動いてしまいうまくいかなかったようです。自然保護は試行錯誤しながらやっていくものなんだな、とあらためて思いました。

午後は、去年の終着点である池と今回つくった水路のつなぎ目に、伐採したカラマツの細めの枝を切ってつくった杭を打って土砂が周りから入らないようにしました。

4日目 倉庫整備、薪運び。なかなかの重労働

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こんにちは、コーディの深澤です。

今日(9月11日)は午前中にD型ハウスの中のパレット(プラスチック製のすのこ)ひきと、ゴミ類の撤去、それから少し自然採食地の整備をして、午後はまたゴミの撤去と丸太運び、ゴミ処理場でゴミ捨てをしました。

パレット引きは、下の砂を平らにするところから始まり、同じ高さになるよう調整しつつひきます。その後、パレットの隙間から、上に乗せるデントコーンの袋が食い破られないよう、トタンをひきました。
どかしたパレットの下にはたくさんのデントコーンが落ちていて、なんと300kg前後も捨てることになりました!今後はデントコーンをネズミから守り、少しでも無駄にならないようになればと思います。

丸太運びは、NC(ネイチャーセンター)の前の大きくなったカラマツを切ったもので、台風などでNCに倒れるおそれがある為切り倒してありました。それをD型ハウスまで運び、薪にするために乾くよう、積みました。
大きいもので直径約50cm、長さ2mもの丸太を運ぶには3、4人が必要で、かなりの重労働でした。

今夜の風呂はひときわ気持ちよかったです。


夜は自然保護セミナーを行いました。
今までやってきた作業はどんな位置付けなのか、そもそも自然保護とは何なのか、について皆で議論しました。
「自然保護というものについて、今までもやもやしていたことが、いくらかはっきりした」など、考える時の助けになったようです。
終わった後はレンジャーの方と自然保護について語りました。

今後、このセミナーで行った自然保護の概念を使って、頭を整理してより深く考えられるようになってほしいです。そして自然保護というものをしっかり理解して各自将来の為に突き進んでほしいと思います。

3日目タンチョウの生きる環境をみた!!

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こんばんは、コーディネーターの深澤です。

今日の作業はタンチョウの自然採食地整備です。


どんな作業かというと、元々あった旧河川の名残の湿地帯にある水流に沿って、タンチョウが餌場として使えるようノコギリを使って、邪魔な木や枝を切っていく作業です。
また、危険な時などにすぐにタンチョウが飛び立てるよう、旧河川の途中にタンチョウが通れるくらいの空間を同じく木を切ることで確保し、外の牧草地まで繋げました。


湿原だけあって、ものすごい量の蚊が群がる中、時には腰付近まで泥にはまりながら、枝を切り進めることができました。

これから冬に移っていく季節、タンチョウが鶴居の給餌場に集まるようになった時に、少しでも、整備した採食地の方へ移動するタンチョウが増えてくれればと思います。今後の動向が楽しみです。

鶴居ワークキャンプ2日目

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鶴居コーディネーターの井倉です。

2日目の様子報告です。
本日の作業は、木道の撤去、カラマツの枝切り、D型ハウスの整備を行いました。


木道は、2004年のワークキャンプで作られたものが長年の雨で老朽化したため撤去することになりました。スコップを使い取り外しました。木道は意外と軽くて簡単に撤去することができました。

次にネイチャーセンター横のカラマツの枝切りを行いました。カラマツの枝を切り、鳥かごを取り付けられるスペースを作りました。参加者の方も枝をのこぎりでスムーズに切り落としました。


給餌場の隣のD型ハウスを給餌用デントコーン保管場所や雨天時でも活動できるようにするために整備を行いました。
ハウス内の保管されていたコーンの詰まった袋は、ネズミによって破られて地面に大量のコーンが漏れ出していました。作業はこぼれたコーンを除去し、ハウス内の地面の砂を均一にし、パレット(プラスチックのすのこ)を敷直しました。作業中は室温が高く、また、すごい砂ぼこりだったため作業が終わる頃にはみんなへとへとでした。

これらの作業は直接的な自然保護ではないですが、タンチョウ保護をしているネイチャーセンターを運営する上で土台となる大切な部分です。


夜は「きくセミナー」を行いました。人の話をきくことやきく姿勢にの大切さついてレクチャーしてもらいました。

明日の作業は「自然採食地の整備」です。明日も引き続き作業を頑張りたいと思います。

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鶴居ワークキャンプ初日!

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鶴居ワークキャンプのチーフの亀崎です!!

いよいよ今日から鶴居ワークキャンプ始まりました!
本日9月8日(水)~9月14日(火)の6泊7日です。

参加者は
東京農業大学農学部3人
東京農業大学地域環境科学部1人
東邦大学理学部1人
帝京科学大学生命環境科学部1人
日本大学生物資源科学部1人
計7人となります。

作業は…
①タンチョウの自然採食地の整備
タンチョウが冬季自然採食地を利用しやすいような環境にするため、雑木の枝打ちや、石を置き生物がすみつきやすい環境にします。

②給餌用デントコーン保管倉庫の整理
倉庫を雨天時の作業場にするため、給餌用デントコーンの管理がしにくくなったため整理をします。

③宿泊施設の整備
今後ボランティアの宿泊施設として利用しやすくするため整理します。

④ネイチャーセンター開館の準備
・ネイチャーセンター前の伐採したカラマツを冬季の薪ストーブの燃料に使用するため薪にします。

・04夏ワークキャンプで作成した木道スロープが腐食し滑りやすくなったため撤去します。

以上となります。

ネイチャーセンター前の給餌場で、タンチョウさっそく見ることが出来ました!!
明日からの作業、頑張りたいと思います。

写真は買い出し時のものになります。

10春鶴居ワークキャンプ終了

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こんばんは、チーフの深澤です。

鶴居ワークキャンプ終了日の12日について…

12日は特に作業はなく、お世話になった合宿研修所の掃除をしました。

使う前よりきれいにするぞ!!とばかりに2時間くらいかけて片付け、掃除しました。

10時から全体を振り返って、一人一人今回のワークキャンプで思ったこと、今後やりたいことを発表してもらいました。

「作業が思ったより地道だとわかった」「帰っていろんな人に話したい」「もっと勉強しよう」

など、それぞれが何か思ってる様子がわかりました。

まだまだタンチョウ保護には課題がたくさん残っています。そんな中のほんの1歩である今回の作業を終えて、色んな人に伝えるなり、今後の活動に生かすなりしていけたら、と思います。


最後に、お世話になった受け入れ先の方々に、参加者全員からのメッセージ入り色紙を渡しました。
ボランティアとして手伝うと言えど、受け入れて準備することはなかなかの労力と時間を使うことと思います。

忙しい中、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリの方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました!!

5日目

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こんばんは、深澤です。

今日は朝早く生き物の採集をしてから、宿泊所でひたすら分類をしました。

昨日の吹雪の影響で生物採集を行う予定だった場所が一カ所埋もれてしまい、もう一カ所のみで採集しました。

時間が早く終わるかと思いきや、分類はとてつもなく時間がかかり、集中力も必要としているため、時間を目一杯使いました。
とても地味な作業ですが、基本的なデータは重要で、調査の大変さを実感しました。

夜は懇親会が行われ、地元の酪農家で猟師の方やタンチョウの足環を追い求めてきた写真家の方、釧路や厚岸の施設の方など、たくさんの方々と話しました。

途中採餌量調査のデータ集計結果を発表し、懇親会参加者みんなで議論し、学生だけではわからなかったことや考えを知ることができました。
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4日目

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深澤です。

今日は残念ながら暴風雪、そんな中での野外セミナーとなりました。

鶴見台で給餌を行う村の方に話を聞いたり、デントコーン畑やスラリーを見ながらタンチョウと地元の方との軋轢について聞いたりと、タンチョウ保護の現状を体験しながら学びました。


夜はその野外セミナーでふれた、いろんな立場の身になって自然保護の現状を疑似体験しました。
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3日目

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深澤です。

今日は自然採食地確認調査です。
4つの班に分かれ、見晴らしの良いポイントに移動、随時無線で連絡しあいながら、タンチョウの行動を追跡、記録していきました。

タンチョウの使う環境をよく知り、保全に役立てる為には重要な調査である、とはわかっていても、(もうタンチョウ現れないで!!)と何度も思ってしまうくらい、寒さの厳しい調査でした。

2日目

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こんばんは、チーフの深澤です。

今日は生き物調査と採餌量調査を行いました。

朝早く給餌場横の、夏につくった自然採食地へ行き、川の生き物を採集してきました。

到着してみると、去年の夏にて整備した参加者が「え、ここ同じ場所!?」と思わず言うくらい変わっていました。もちろん雪があるから当然ですが、川の両側が高い霜柱によって持ち上がり、かなり深い小川になっていました。

また、採食地に入る時にはすでにタンチョウがおり、
「使ってるかわからないが、少なくとも来ていて本当に嬉しい。」
と、去年の夏の参加者が顔をほころばせていました。


その後、NC(ネイチャーセンター)に戻ってからは、30分置きに給餌場内のタンチョウの数をカウントしながら、2階でデントコーンづくりを行いました。

デントコーンとは、タンチョウへの給餌に使うトウモロコシを乾燥させた餌で、本来は牛の餌です。

今回のデントコーンは、地元の団体“タンチョウコミュニティ”からの寄付でもらったもので、私たちはそれを芯からぽろぽろ落としていく作業をしました。

地味な作業ですが、なかなかはまってしまう作業でした。


タンチョウが17:30頃に帰ると、採餌量調査を行いました。その頃は日も暮れ、暗い中ライトを照らしながら行いました。

調査区域にはデントコーンは一粒も残っておらず、他の場所も全く見あたらず、タンチョウも必死に食べているのだな、と感じました。それでも給餌は減らしていかなくてはならない、レンジャーの辛さなのかな、と思いました。

今夜も、明日早いので早めに寝ます。

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10春鶴居ワークキャンプ初日!!

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こんにちは。チーフの深澤です。

眠い目をこすりながらも羽田に全員7時に集合し、無事釧路駅に到着しました。出発時は雨で心配でしたが釧路は気持ちの良い晴れで安心しました。
今は買い出しを終えて、パン屋にて昼食をとっています。

それにしても、レンジャー含め10人1週間分の食材の量に驚きました。ダンボール9個分みっちり入ってます。これから毎日、栄養しっかりとって頑張ります◎

写真は順に羽田空港、荷物番、昼食です◎

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鶴居ワークキャンプ前日!!

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2010春鶴居ワークキャンプ、チーフコーディネーターの深澤です。

今回のブログを担当させていただきます。

さて、明日から2010年度春鶴居ワークキャンプが始まります!!

今回は、前回の自然採食地整備作業の成果があり、その関係の調査を行います◎
前回参加者で、整備したその後を知りたい!!という思いで参加している人もいます。私も整備した場所がどうなってるのか見るのが楽しみです♪

ということで、概要と今回行う作業についてお知らせします。


*2010春鶴居ワークキャンプ概要*
期間:2010年3月7日~3月12日
5泊6日
受け入れ先:(財)日本野鳥の会
鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ
メンバー:
・東邦大学 3年、2年
・東京農工大学 2年、1年
・武蔵野大学 2年
・千葉大学 1年
・一橋大学 1年
計、5大学7人


*作業*

<背景>
一時は絶滅したと思われていたタンチョウも懸命な給餌活動や繁殖地の保全により1000羽を超え、とりあえずの絶滅の危機は免れました。
しかし現状では、冬期ほとんどのタンチョウが給餌に頼って給餌場に集中しており、病気などがはやると一気に全滅してしまいます。また、餌代の高騰など、人間の都合により簡単に左右されてしまう状態です。
さらに、冬期タンチョウが集中することで、交通事故や農作物の食害など、地元への被害が発生しています。
そこで、タンチョウが給餌に頼らず生きてゆけるよう、自然採食地を整備、増やしていく必要があります。今回はそのための調査を主に行います。

○採餌量調査
給餌場での、タンチョウの採餌量を調べます。このデータを元に、給餌量を調整、自然採食地の利用を促します。

○生き物調査
村の自然採食地と夏につくった自然採食地の生物相を調べます。これらを比較して、自然採食地の創出に役立てます。

○自然採食地確認調査
村内の自然採食地におけるタンチョウの行動を追跡、記録します。自然採食地の利用状況を調べ、今後の保全に役立てます。

*その他*

○野外セミナー
タンチョウを取り囲む環境や、現状を実際にみてまわりながら学びます。

○懇親会
タンチョウ保護に関わりのあるいろんな方を招いて交流します。

○雑務作業(給餌用のデントコーンづくり、倉庫の整理)
少しでも鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリの活動の助けとなるよう、雑務を手伝います。


以上です。
それでは、奮闘してまいります!!

09夏・鶴居ワークキャンプ終了!!!

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09夏・鶴居ワークキャンプ
終了しました!
(お昼にですが…。)

長いようで、でもあっという間でした。

そんな中で私たちは、自然保護の現場を体験し、人手不足と作業の大変さを知りました。

またタンチョウ保護側、被害を受けている農家、タンチョウを撮り続けている写真家など、色んな立場の方々の話を聞き、新しい見方も増えました。

帰ったら、鶴居ワークキャンプで発見したこと、鶴居の自然保護、自分にできたはっきりとした今後の目標などを家族や友達に話して広めたいと思います。
それもまた鶴居への貢献となるのですね。


お忙しい中、受け入れて下さった(財)日本野鳥の会「鶴居伊藤タンチョウサンクチュアリ」のみなさん、本当にありがとうございました!!

次回はどんな面々がこの鶴居の地でワークキャンプをするのでしょうか
鳥好き?タンチョウが見たい人?ぃゃぃゃ、虫好き?何かボランティアをやってみたい人?バリバリの文系?将来は自然に関わる何かしたい人?それとも、それとも…!?

楽しみです。


それではー!

(写真は学生7人+鶴見台のトメさん by阪本、深澤)